EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)

多くの国が発表するPTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療ガイドラインに「実証された最も効果がある心理療法」の1つとして認められています。


トラウマによる苦痛は治らないものと考えている人が意外と多いように思います。


しかし、トラウマは必ず解消できます。トラウマは記憶であって、今起きている現実ではありません。それを脳と身体がきちんと認識すれば、トラウマ体験は終わります。

 

EMDRは、トラウマを意識しながら、25往復程度の素早くリズミカルな眼球運動(もしくは両側性の刺激)を繰り返し行います。これによって、否定的な記憶が、脳内にもともと貯蔵されている肯定的なネットワークと連結され、心理的苦痛が和らいでいきます。

 

予想以上に劇的な効果を発揮することもしばしばあり、トラウマケアには欠かせない心理療法の一つと言えます。

 

近年、NHKや各種メディアで取り上げられることが多くなってきており、現在最も注目されているトラウマケアの技法の一つと言えるのではないでしょうか。

 

※なお、注目度が高い事を利用し、公式トレーニングを受けていないのにEMDRが出来ることを謳っているカウンセラーがいたり、動画サイトなどで左右に動く光を見ているとトラウマがケアされるなど、間違った、そして危険な情報も公開されていますので、くれぐれもご注意ください。日本EMDR学会の公式サイトで治療者リストが確認できますので、ご参照ください。